【動画+図解で説明】100玉そろばんの使い方【年齢別に紹介】

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この記事のまとめ

100玉そろばんは、数をかぞえるのに使ったり、2つの数を合わせる、または減らすイメージをつかむのに便利な知育おもちゃです 。

当サイト【ゆんとも】では、「どうやって使うの?」「いまいち使い方が分からない」方に向けて、100玉そろばんの使い方を図解動画で説明します。

ぼくたちが子どもの頃、100玉そろばんって無かったですよね。

なので、100玉そろばんの購入を考えている人や、すでに商品を購入した人の中で、イマイチ使い方が分からないという方は多いかもしれません。

ママ
ママ

わたしも始めそうだった…

本記事では、100玉そろばんを1年以上使っているぼくが、具体的に写真や図解を入れながら、1つずつステップ順にご紹介していきたいと思います。

「2~3歳のお子さん」「3~6歳のお子さん」使い方が違うので、年齢に合わせた使い方を参考にしてくださいね。

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100玉そろばんの使い方【2~3歳向け】

100玉そろばんの使い方【2~3歳向け】

まずはじめに2~3歳のお子さん向けの使い方のご紹介をしていきたいと思います。

これからご紹介するステップは、トモエの「初めての100玉そろばんマニュアル」に載っている内容を参考にさせていただきました。

1つずつ、詳しくご紹介していきますね。

ステップ1:最初は1から10まで

はじめにすべての珠を右側に寄せて、そこから1個ずつ左に移動させます。

最初は1から10まで

ママ
ママ

「いーち(1)、にーい(2)、さーん(3)と声に出してあげると分かりやすいよね

1つずつ珠を左に寄せていきながら1から10まで数えていきましょう。一列目の珠が全部、左に移動できたら、元の状態に戻してまた1からかぞえていきます。

ぼくら大人にとってはすごく単調に思えますが、子どもたちにとってこの1から10まで数えるステップはいちばん大事なステップになります。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

基礎がいちばん大切!

ステップ2:次は10から1まで反対に

1から10まで数えられるようになったら、今度は10から1までを反対にかぞえましょう。

ステップ2:次は10から1まで反対に

やり方は左側に並んだ10個の珠を1つずつ、右側に寄せていきます。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

ロケットの発射のように「10、9、8…」とカウントしてあげると面白いよ

ステップ3:2飛びで数える

ステップ1と2ができるようになったら、次に挑戦するのは2飛びです。

ステップ3:2飛びで数える

2飛びをすることで、「数にはまとまりがあるんだ」という感覚がイメージできるようになります。

ママ
ママ

2飛びも「にー(2)、しー(4)、ろー(6)」と声に出して読んであげようね

ステップ4:10ずつ、数を増やしていく

1から10までスムーズにかぞえられて、逆からカウントダウンできるようになったら、今度は1から20までチャレンジしてみましょう。

ステップ4:10ずつ、数を増やしていく

10の位は1の位とは数の捉え方が違うので、最初はスラスラいかないかもしれません。

そばで見ているパパママは「こうだよ」と教えたくなりますが、小さなお子さんはいろいろ考えながらやっているので、焦らずゆっくり時間をかけてやっていきましょう

ゆんともパパ
ゆんともパパ

早さより正確さのほうが大切だね

ステップ5:5飛びに挑戦

1から60まで数えられ、逆唱(逆から読むこと)や2飛びで数えられるようになったら、今度は5飛びに挑戦しましょう。

ステップ5:5飛びに挑戦

トモエのそろばんは5つのかたまりで色が分かれているので、お子さんもイメージしやすいと思います。

この5飛びは時計の読み方のベースにもなるので、スラスラできるまで何度も練習しましょう。

ステップ6:100までスラスラ言えるようになろう

ステップ1~5までつまずくことなくできるようになったら、下記のように100までチャレンジしましょう。

  • 1から100までスラスラ数えられるかどうか?
  • 100から1まで逆に数えられるかどうか?
  • 2飛びで100まで数えられるかどうか?
  • 5飛びで100まで数えられるかどうか?

このステップがクリアできている頃には、お子さんの数字に対する苦手意識がほぼ無くなっていると思います。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

理解のスピードは当然ながら個人差があるので、焦らず1つずつやっていきましょう!

100玉そろばんは、テキストがあると分かりやすい

100玉そろばんは、テキストがあると分かりやすい

100玉そろばんの使い方は、これまでご紹介した内容が基本ステップになります。

わが家ではこのステップに加え、100玉そろばんとセットで付いていた「かずのれんしゅうちょう」というドリル形式のテキストを使いました。

テキスト

練習帳(テキスト)を実際に使って感じたことは、下記の3つになります。

  • 動物のイラストがあって絵本感覚でできる
  • パパママも子どもたちも、学ぶことがはっきりして分かりやすい
  • 1ページが子どもが集中できるボリュームになっていて続けやすい

特に2つ目の「やることがはっきりすること」が、練習帳(テキスト)の良いところだとぼくは感じました。

ママ
ママ

毎回違う課題にチャレンジするから、子どもたちも飽きないよね

練習帳が付いているのは楽天だけなので、これから購入を考えている方は、こちらの商品がおすすめです。

ちなみに、練習帳(テキスト)だけもあります

トモエ以外の商品を使っている人でも練習帳は使えるので、すでに100玉そろばんを購入済みの方でテキストを持ってない人は、ぜひ手に入れて下さい。お子さんの理解のスピードがグッと早くなります

100玉そろばんの使い方【3~6歳向け】

100玉そろばんの使い方【3~6歳向け】

ここからは3~6歳向けの100玉そろばんの使い方をご紹介していきます。

1から100まで、自分の思い通りに数えられるようになったら、足し算や引き算のステップに挑戦となります。

ステップ1:10の分解と合成

足し算や引き算の考えのベースになるのが、10の分解と合成になります。

学校の教科書を販売している啓林館によると、10の分解と合成について下記のように説明されています。

10までの数の合成・分解は,計算の基礎的な能力として十分習熟しておくことが大切です

引用:数の合成・分解|新興出版社啓林館

ママ
ママ

合成とか分解って、よく分からない…

ゆんともパパ
ゆんともパパ

イメージしづらいと思うから、図解で説明していくね

10という数は、下記のように数を分解したり合成することができます。

数の合成と分解

10個のりんごは、4個と6個に分けることができますよね。これが分解の考え方

また10個りんごは、4個と6個のりんごを合わせたものと捉えることもできます。これが合成の考え方です。

ぼくらからすると、この分解や合成の考え方は無意識レベルでやっていることです。ですが、小さなお子さんにとって分解や合成は、知らない場所に行くような未知の世界。

これを分かりやすくイメージさせてくれるのが100玉そろばんになります。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

具体的な使い方を紹介していくね

下記の写真のように、10の数を2つの数に分解していきます。

10の分解

10の数を「1と9」「2と8」「3と7」といったように2つのかたまりに分解していきます。

次に分解したものを合成していきましょう。合成は、上記の写真の2つに分かれた珠を1つ(10)にまとめていきます。

このステップを練習することで、数字というのは2つに分けたり、くっつけたりできることが目で見て分かるようになります。

ステップ2:足し算と引き算(繰り上がりなし)

次のステップはいよいよ足し算と引き算になります。

4+8=12のように、いきなり繰り上がりの計算をするとお子さんが混乱してしまうので、まずは繰り上がりなしの足し算や引き算をやっていきましょう。

足し算の場合

ここでは、3と4の足し算(3+4)をする時の100玉そろばんの使い方を図解を交えてご紹介していきます。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

お子さんには「3つのりんご」と「4つのりんご」を合わせたらいくつになる? などイメージしやすいように聞いてくださいね

珠をすべて右に寄せた状態からスタートします。りんごが3つなので珠を3つ、左に寄せます。

3個の珠を移動

そこに4つのりんごを加えます。

4つの珠を移動

7個の珠が合わさったところで、「3個りんごと4個のりんごを合わせたらいくつになるかな?」と聞いてみましょう。

娘

りんごは全部で7個!

お子さんに珠を動かしてもらい、2つの数を合わせる感覚をつかんでもらいましょう。

引き算の場合

続いて引き算です。8と3の引き算(8-3)をする時の100玉そろばんの使い方を図解でご紹介していきます。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

お子さんには「8個あるりんごを、3個食べてしまったら残りはいくつになる?」と聞いてみましょう

まず8個のりんごを準備します。

8個の珠を移動

そこから3個りんごを食べるので、3つの珠を右側に移動させます。

3つの珠を移動

残った珠の数をかぞえて「残ったりんごは5個!」と答えれたらOKです。

ステップ3:足し算と引き算(繰り上がりあり)

100玉そろばんを使いながら、繰り上がりなしの足し算や引き算ができるようになったら、次に繰り上がりありに挑戦しましょう。

繰り上がり計算は、数の合成や分解の考えが必要になってくるので、お子さんが理解するのにかなり時間がかかると思います。焦らずゆっくりやっていきましょう。

足し算の場合

「8+5」の繰り上がり計算をする時の、100玉そろばんの使い方をご紹介していきます。

ゆんともパパ
ゆんともパパ

お子さんには「8個のりんごに5個のりんごを合わせたらいくつになる?」と聞いてみましょう

まずはじめに8個の珠をセットします。その状態から、5個の珠を合わせます。

5つの珠を移動

2つの珠を合わせて10になったところで「次はどうすればいいの?」とお子さんは一瞬迷うと思うので、「次の列に行っていいよ」と声をかけてあげて下さい。

ママ
ママ

全部でりんごはいくつになる?

娘

13個!

このステップは現在、小学生が足し算や引き算を勉強する時に利用しているさくらんぼ計算のベースになる考え方になります。

ぼくたちが子どもの頃はさくらんぼ計算なんて無かったですよね。イメージしづらいと思うので、図解を入れて説明しますね。

繰り上がり計算をする場合、さくらんぼの実のように数字を分解して10のかたまりを作ります

足し算の繰り上がり計算

5を2と3に分解するステップが、100玉そろばんでは1列目に2個の珠、2列めに3個の珠を動かすところに当たります。

子どもたちは手で珠を動かしている時に、さくらんぼ計算のベースが身に付くというわけです。

ママ
ママ

うちの子はできるまでに、すこし時間がかかったね

ゆんともパパ
ゆんともパパ

子どもたちがイメージしやすいように、「足す・引く」ではなく「合わせる・減らす」の言葉を使うといいよね

引き算の場合

ここでは「13-5」の繰り下がり計算をする時の、100玉そろばんの使い方をご紹介していきます。

まずはじめに13個の珠を用意します。1列目は10個の珠、2列目は3個の珠になります。

13個の珠

まず13という数を10と3のかたまりと捉えます。その後、10のかたまりから5個の珠を減らします。

13を10と3に分解

残ったのは8個

残った珠が8個になり、答えが出てきましたね。

こちらは13の数字を10と3に分解するイメージをする練習になります。

13の分解

100玉そろばんの使い方で、「増やす時は珠を左に動かす、減らす時は右に動かす」と伝えると、子どもたちは何をしたらいいか? 分かるようになります。

100玉そろばんの使い方を動画で解説

これまでご紹介してきた100玉そろばんの使い方を動画にまとめてみました。

2~3歳向けの100玉そろばんの使い方の動画がこちらになります。

 

3~6歳向けの100玉そろばんの使い方の動画がこちらになります。

100玉そろばんのおすすめはトモエ

100玉そろばんってたくさん種類がありますよね。ぼくのおすすめは「トモエそろばん」になります。

理由は、練習帳(テキスト)があるからです。

かずのれんしゅうちょう

練習帳(テキスト)は、トモエだけが取り扱ってる教材になります。

このテキストはドリルのようになっていて、1ページずつステップを踏んで学べるところ魅力になります。

ママ
ママ

子どもが集中できるボリュームなところもいいよね

動物のイラストが多く使われているので、子どもたちは絵本感覚で勉強ができます

練習帳(テキスト)だけでも販売しています。トモエ以外の商品を使っている人でも使えるので、すでに100玉そろばんを購入済みの方でテキストを持ってない人は、ぜひ手に入れて下さい。

お子さんの理解のスピードがグッと早くなりますよ

トモエの商品について、詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

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